1. AIに頼めること
MCPサーバーを通じて、管理画面でできる操作の多くをAIアシスタントに頼めます。
- ステップ配信(シナリオ)の作成・編集
- タグの作成と、友だちへのタグ付け・解除
- 友だち・会話の確認と、メッセージの送信
- 回答フォームの作成
- リッチメニューの切り替え
- クリック計測リンクの発行
「施術の3週間後にメンテナンスの案内を送るステップ配信を作って」
「資料請求した人に『資料請求済み』のタグを付けて」
「リッチメニューを『キャンペーン中』に切り替えて」
MCPサーバー自体には、送信前の承認を必須にする仕組みはありません。メッセージ送信など重要な操作は、実行前にAIアシスタントに内容を示させ、確認してから指示することをおすすめします。結果はいつでも管理画面で確認・修正できます。
2. 必要なもの
- Appsステップの管理画面(app.apps-step.com)にログインできること
- MCPに対応したAIアシスタント(Claude Code、Claude Desktop、Codex など)
- MCPサーバーを動かすためのNode.js 20以上(AIアシスタントを動かすパソコンに入れます)
3. 設定手順
-
管理画面でAPIキーを発行する
管理画面の「設定 > スタッフ管理」で「スタッフを追加」を押し、名前に「AI操作用」など用途が分かる名前を入れます。権限は「staff」で十分です(配信・タグ・シナリオ・フォーム・リッチメニューなど日常の操作はすべて行えます。アカウント設定の変更が必要なときだけ「admin」にします)。作成すると、APIキーがその画面で一度だけ表示されます。閉じる前に、パスワード管理ツールなど安全な場所に控えてください。
設定 › スタッフ管理 › スタッフを追加(画面イメージ) -
環境のAPI URLを確認する
AIアシスタントの接続先になるAPI URLは、ご利用の環境ごとに異なります(
https://…workers.devの形式)。ご不明な場合はお問い合わせからご連絡ください。 -
AIアシスタントにMCPサーバーを登録する
お使いのAIアシスタントのMCP設定に、次の内容を登録します。
<APIキー>と<API URL>は手順1・2の値に置き換えます。
Claude Codeでは{ "mcpServers": { "apps-step": { "command": "npx", "args": ["-y", "@line-harness/mcp-server@0.23.0"], "env": { "LINE_HARNESS_API_URL": "<API URL>", "LINE_HARNESS_API_KEY": "<APIキー>" } } } }claude mcp add-json apps-step '<上のJSONの "apps-step" の中身>'、Codexでは~/.codex/config.tomlの[mcp_servers.apps-step]に同じ command・args・env を書きます。登録の仕方は各AIアシスタントの案内に従ってください。 - 接続を確かめる AIアシスタントを起動し直し、「Appsステップのタグの一覧を見せて」と話しかけます。タグが返ってくれば接続できています。
4. 最初の話しかけ方
「どの環境で」「何を」「どうする」が伝われば十分です。特別な書き方は要りません。
「友だち追加した人に、当日・3日後・7日後の3通を送るシナリオを作って」
「『施術完了』のタグが付いている人の一覧を見せて」
「お問い合わせフォームに『ご希望日』の項目を足して」
AIアシスタントは、必要な操作をMCPサーバー経由で行い、結果を報告します。送信を伴う操作は、内容を確認してから「送って」と伝えてください。
5. 安全に使うために
- APIキーは秘密情報です。チャットの本文、共有ドキュメント、公開リポジトリには貼らないでください。MCPの設定ファイルやパスワード管理ツールなど、本人だけが読める場所に置きます。
- 用途ごとにキーを分けます。AI操作用のスタッフを1つ作り、人が使うアカウントのキーは共用しないでください。
- 不要になったら無効化します。キーが漏えいした可能性がある場合は「スタッフ管理」でそのスタッフのキーを再発行(旧キーは即時無効)し、使わなくなった場合はスタッフごと削除してください。
- 権限は小さく保ちます。AI操作用は「staff」で運用します。スタッフやAPIキーの管理はオーナー権限だけができるため、AIアシスタントがキーを増やしたり消したりすることはありません。
- 送信前に確認します。一斉配信や個別送信は、対象人数と本文をAIアシスタントに示させてから実行します。
AIアシスタント側の利用条件・料金・データの取り扱いは、各AIサービスの規約に従います。Appsステップは、各AIサービスとの公式提携・認定を示すものではありません。
6. 対応するAIアシスタント
MCPに対応しているAIアシスタントであれば利用できます。2026年9月時点で確認している例は次のとおりです。
| AIアシスタント | 登録先 |
|---|---|
| Claude Code | claude mcp add-json または プロジェクトの .mcp.json |
| Claude Desktop | 設定の「開発者」からMCP設定ファイルを編集 |
| Codex | ~/.codex/config.toml の [mcp_servers.*] |
ブラウザ版のChatGPTは、現時点ではこのMCPサーバーに接続できません(リモートMCPサーバーが必要なため)。対応した時点でこのページを更新します。
各AIアシスタントの名称は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
7. 開発者向け情報
Appsステップは、オープンソースの「LINE Harness」を基盤にしています。MCPサーバーとSDKはその公開パッケージをそのまま使います。
- MCPサーバー:npm
@line-harness/mcp-server(Node.js 20以上)。版はApps提供版に合わせて案内します。 - REST API:手順1のAPIキーを
Authorization: Bearer <APIキー>ヘッダーで送ります。 - SDK:npm
@line-harness/sdk(TypeScript)。
MCPサーバー・SDK・APIの仕様は、基盤であるオープンソースの公開情報を参照してください。Apps提供版で無効化している機能(Stripe連携の受信)は、Apps側の決済連携に置き換えています。